日本チッタ大阪支社は、「働きたい」意志を持ちながら働くことのできない精神障害のある人たちに、労働の機会の提供と、企業の社会貢献を目的として開設されました。

主な業務は、建物の日常清掃、ワックス掛けなどの定期清掃や緑地管理など、ビルメンテナンスに関連した事業などです。

徳田支社長は、精神障害のある人たちの実習を受け入れ、清掃業務の指導に力を注いでいます。トライアル雇用を経て、正社員として採用したケースもあります。

作業現場では、精神に障害のある人や、知的に障害のある人が、お互いに障害を認め合い、協力して仕事をしています。

実際の職場で実習をすることで、色々な人たちと様々なかたちで、社会との関わりを実感することができます。

福祉関係者曰く、「通所施設の仕事にはあまり興味を示さないみんなが、ここでは一生懸命に仕事をしています。」　社員と同じ仕事をすることが、自信となっているようです。

生活協同組合「コープ自然派」ピュア大阪様の定期清掃の様子です。

ワックス掛けの時には、まず汚れを完全に落とし、隅々まで丁寧に研きます。素足で清掃を行うのは、足の裏がゴミを見つけるセンサーの役目をするためです。

白木の会議室は、綺麗に水拭きして、ワックスを３回掛けます。自然のワックスで丁寧に磨き上げられた白木の床は、お客様の大切な空間です。

日本チッタ大阪支社では、「人は変われる、あなたも変われる、私も変わります」を合い言葉に、「働きたい！」と願う、精神に障害のある人たちを応援し、誠実に日々の清掃業務に取り組んでいます。

コープ自然派事業連合様の社屋です。こちらで就労のご支援をいただき、作業を行なっています。

（コープ自然派事業連合：http://www.shizenha.ne.jp/）

野菜の袋詰め作業

知的障害の方の更正寮である「上野丘更生寮」様のご協力により、更生寮の職員や利用者のための、野菜の袋詰め作業を行なっています。

（社会福祉法人上野丘さつき会：http://www.uenooka.jp/）

シッパー洗浄作業

シッパーとは、コープが商品を入れて運ぶための箱のことで、積んである白い保冷箱がシッパーです。シッパーを洗浄機に通して綺麗にする作業を行なっています。